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ランサーズで、クライアントがライターに求めること


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子供の頃、文章を書くことが大嫌いでした。





毎日担任の先生に「感想を書け」と強要されていたからです。

嫌で嫌でたまりませんでした。


でも、毎日毎日書かされていると

あるとき、「書け」と言われると、なんとなく「書けるようになっている」自分に気づいたのです。


そして、読書感想文を書けば、佳作とか、軽く賞をもらえるようになりました。

高校の担任の先生も、クラス全員の読書感想文を集めると、決まって私の感想文をみんなの前で読み上げていました。

友達や両親にメールを送ると、「長い文章でも、わかりやすい」と褒められました。

そうやって、「あ、私、文章力ついたんだな」 「あの担任のおかげだな」って、なんとなく気づいていったのです。


だから、クラウドソーシング「ランサーズ」と言う仕事の場を見つけた時、「これは、私の為の場所だ」と勝手に思いこみました。

でも、ランサーズ内で、直接依頼を受け、様々なプロジェクトを行って、新たに気づいたことがあります。



それは、ランサーズでは素晴らしい作品ではなく、わかりやすい説明文が求められているだけということです。



私は、これまで褒められてきただけに、中途半端な文章力に酔って、いかに素晴らしい文章を作り上げるか、という点に力を注いでいました。

私の感想や考え、表現、全てを、依頼された記事の中に含めようとしてしまっていたのです。

そして、褒められることを待ってしまっていたのです。



例えば、「子どものアトピーについて」と言う記事だった場合。

クライアントは

アトピーとはどの様なもので、治療法は何で、完治することがあるのか否か

日常生活で注意すべきことは?など、読むだけでアトピーに関する情報を仕入れることができる記事を求めています。



しかし、私は息子がアトピーであるからこそ、なおさら、力が入ってしまい

「痒くて掻きむしってしまうことを、どうか叱らないでくださいね。その辛さを理解して、そばにいてあげることが、その子にとって一番の支えとなるのです」

みたいな文章を書いてしまったのです。

完全に酔ってますね。



もし自分でブログを立ち上げて、自分の文章を載せるだけなら、いくらでも好きなように書いてもいいでしょう。

作家として自分の本を出版するなら、自分らしく仕上げていいでしょう。

しかし、ランサーズでは、クライアントが立ち上げたブログを代行して書くのがお仕事です。

ですから、自分の文章や表現力を売り込むなんてもってのほか。

クライアントが求める文章を、指示通り仕上げることが、私に出来る唯一のことなのです。

そして、当然ですが、クライアントは複数の方に支持される文章を求めてきます。

一部の方だけにガッツリ好まれる文章ではなく、誰もが好む当たり障りのない文章です。

多くの方に読んでもらい、稼ぎたいからです。だから、万人受けするものを納品しなければなりません。



そこをはき違えて、自分の力を発揮しようとして、修正依頼をされたことが何度かありました。



最初はへこみましたね。

ちょっと、この表現力、私的にとても気に入ってる~なんて思う文章ばかり、バッサバッサ切られてしまうのですから。

これまで褒められてきたはずの文章力は、褒められるどころか、けなされてしまうのですから。

そして、形式的に、言われた通りのことをこなすだけの作業に、物足りなさも感じたものです。

私なら、こう書くのにな。

本当はこうやって表現したいのにな。

そう思っても、

「○○は××です。△△だからです」という形で、感情を抜いた文章を書かなければならない。



これをつまらないと思ってしまうなら、ライターにはなれないんですね。きっと。

ライターって、求められるものを書いてなんぼの世界ですから。




ライターはライターであって、作家じゃないんです。




このことを思い知って

一通りへこんで

そして、思いました。



「よし。じゃあ、求めてるものを察知して、絶対に修正が不要なくらいのもの仕上げてやるさ」



こう思えたから、まだ私はランサーズにいるのです。



そして、まだ成長段階です。

それは、次のような文章を自由自在に書けてはいないから。


*書きたいものを書きたいように書く

*書きたいことを感じとって、クライアントの希望通り書く

*世の中が求めていることを、求められる答えにたどり着くように書く

*思ってもいないことを、いかにも思ってますよ~という感じで書く

*文章が嫌いな人でも読みたくなるように書く

*誰が読んでもわかりやすい文章を書く

*わざと注目を浴びるように、インパクトのある書き方にする



色々な書き方があります。

難しいですよね、書き分け。




そして、この様な様々な指示に合わせて書き分けてこそ、ライターとして認められるのだと思います。



ライターというのは、「書いてくださいね」と言ってくれるクライアントがいてこそ成立する仕事です。

そして、自分がいいと思うものが、必ずしもクライアントの求めているものではないのです。




ちょっと現実的でガッカリする人もいるかもしれませんが、

色に染まることが、ライターとして大切なことなのかもしれません。




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